1.リビングにお客さんを通す場合の間取り

リビングにお客さんを通す場合の間取り事例では、玄関から入ってすぐにリビングへ入れるようになっています。リビングをキッチン、ダイニング、バスルームなどから切り離すことで、生活空間を見られることもありません。
間取りのポイント
- お客さんをお招きするリビングを広く取り、さらにテラスへと続くことでより空間の広がりを感じられます。
- リビングとキッチンは切り離されていながらも、キッチンからリビングへとすぐに飲み物や食事を運べるようにしています。
- トイレもリビングの横にあるので、お客さんには他の部屋を見られる心配がありません。
2.ダイニングにお客さんを通す場合の間取り

ダイニングにお客さんを通す場合の間取り事例では、ダイニングをリビングやバスルームなどの生活空間と切り離しています。
キッチンとダイニングを切り離してしますと使い勝手が悪くなるので、隣接させていますがダイニングからキッチンに視線がいかないように壁を設けています。
間取りのポイント
- 散らかりやすいキッチンへ目線が行かないようにしていますが、すぐに食事や飲み物が提供できるようになっています。
- 大人数にも対応できるようにキッチンのダイニングの間に十分なスペースを設けています。キッチン横の収納スペースを設けることで、普段は折りたたみテーブルや椅子をしまっておいて、必要な時にすぐに取り出すことができます。
3.キッチンにお客さんを通す場合の間取り

親しい友人の場合、キッチンで気兼ねなくおしゃべりをしながら食事を提供するということがあると思います。間取り事例ではアイランドキッチンを中心として十分なスペースを取り、キッチンカウンターを設けることで、調理をしながらお客さんの相手をすることができます。
間取りのポイント
- キッチンを南側に配置し、大きな掃き出し窓とすることで、明るい空間づくりを実現できます。
- キッチンカウンターからの目線の先にあるキッチン収納は、タイルを貼ったり、キッチンボードを置いたりして、オシャレな空間を演出できます。
4.テラスにお客さんを通す場合の間取り

休日には家族ぐるみでテラスでバーベキューや庭でお昼からアルコールを楽しむという方もいらっしゃるかと思います。間取り事例では大きなテラスを設けて、空や庭を眺めながらのんびりと過ごすことができます。
間取りのポイント
- 玄関横にテラスを設けることで、家の中を通らずにお客さんをテラスに通すことができます。
- キッチンからテラスへ出られるようにすることで、食事や飲み物をすぐに提供することができます。
人を呼べる家から考える間取りについて
人を呼べる家から考える間取りづくりの方法はいかがでしたでしょうか?
ポイントとしては、まずお客さんをおもてなししたい空間がどこなのかを考えることです。
そこが定まったら、おもてなし空間と家族の生活空間をできるだけ切り離せるようにしながらも食事や飲み物がすぐに提供できるようにキッチンの位置を決めていくことです。
敷地の形や方角によって難しい場合もあるかもしれませんが、優先順位を決めて是非間取りづくりのヒントにしていただければ幸いです。