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“機能”から考える注文住宅の間取り事例

家事がしにくい、生活音が気になるなど、普段の生活の中で不満や不自由に感じることがあるかと思います。
そういった不満や不自由さは間取りや住宅の機能によって解消できることがあります。せっかく注文住宅を建てるのであれば、現在お持ちの課題を解決できるようにしたいですよね。

今回は不満や不自由さを解消するための機能から考えた間取りの事例についてご紹介します。
テーマは防音、家事ラク、明るさ・通気性、プライバシーの確保です。是非参考にしてください。

1.防音を重視した間取り


外部の音や家の中での生活音が気になりやすいという方向けに音が伝わりにくくする間取りをご紹介します。間取り例は家の2階部分になりますが、ポイントとして2つほどあります。

1つ目は道路と面してる側には極力窓をつけないということです。窓は壁よりも薄く、どうしても隙間があるためにやはり音が伝わりやすくなってしまいます。また道路側に階段やトイレを持ってくることで寝室が道路に面さないようにすることで、窓がなくても大丈夫な間取りとなります。

2つ目は隣り合う部屋の間にはクローゼットを配置して空間をあけるという方法です。壁だけだとどうしてもとなりの部屋の音が振動することがありますが、クローゼットでワンクッション置くことで音が軽減されます。隣がトイレの場合も有効です。

その他にも、リビング階段や吹き抜けは音が上に行きやすいので、生活音が気になる方は避けた方が良いでしょう。

2.家事ラクを重視した間取り

家事ラクを実現するための家事動線を工夫した間取りの事例をご紹介します。料理、洗濯、掃除といった家事を行う際に、移動距離を短くし、一箇所に集中できるようにしましょう。間取り事例では、キッチン、浴室、サニタリー、洗濯物を干すスペース、そしてファミリークローゼットを一箇所に集中させています。

洗った洗濯物を干しに行くのは重労働なので、洗濯した後にすぐに干せるようなにしています。キッチンの近くに物干しがあるので、料理中に洗濯物を取り込むということもできます。また取り込んだ洋服もすぐにしまえるように近くにファミリークローゼットも配置しています。1階にファミリークローゼットを置くと、帰ってきてすぐに部屋着に着替えられるので、家族みんなにとっても便利です。

またキッチンの奥にパントリーや収納スペースをを設けることで、キッチンや部屋の荷物を一箇所にしまえるので、片付けやすく、散らかりにくくなります。

3.明るさ、通気性を重視した間取り


間取り事例のようにリビング、ダイニングを南向きに配置することで、十分に光を取り込むことができます。午前中は東から陽の光が入りますので、キッチン、ダイニングを東に配置すると朝食や朝の時間を気持ち良く過ごすことができるでしょう。
その他には吹き抜けを設けることで、部屋の奥の方まで陽が届くようになりますし、窓の位置を高くしたり天窓をつけたりすることで、大きく光を取り込むことができます。

また、部屋仕切りを少なくし空間を大きく取り、窓を2箇所以上設けることで風の入り口と出口が確保できているので、風通しも良くなります。

窓の大きさ、位置は採光、風通しともに大きく影響しますので、十分に考慮しましょう。

4.プライバシーを重視した間取り


外からの視線の遮断と家族間でのプライバシーの確保を実現できる間取りをご紹介します。
外からの視線の場合には、道路や隣家の窓やベランダの位置に留意して部屋を配置したり、窓の位置をきちんと考える必要がありますが、間取り事例では特に道路からの目線を考慮したものとなっています。
道路側には窓を設けず、家を「コの字」にすることで、外からの目線が来ることなく、光を取り込めるようにしています。

また、家族間のプライバシーに関しましては、例えば間取り事例のように洗面所と脱衣所を分けることで安心して利用することができます。この2つを分けるメリットは、家族が入浴中にも洗面所を使えるので、効率的に利用することができます

家族間のプライバシーに関しては、「1.防音を重視した間取り」も参考にしてください。お互いに音が響きにくい部屋とすることで、プライバシーの確保をすることができます。

機能から考える間取りの作り方まとめ

機能から考える間取りづくりの方法はいかがでしたでしょうか?
普段の生活の中で何に不自由や不満を感じていて、どんな時にリラックスできるのかを考えることで、自分にあった間取りを考えるヒントとなりますので、家づくりの早い段階で考えておくようにしましょう。